2013/04/16

ggg ゴゴゴ ジジジ 御所浦

久しぶりに書きます。
監督の遠山です。
天草の本渡第一映劇での公開が近づいてきました。
本渡第一映劇は、2010年に僕が監督したドキュメンタリー映画『グレーのバリエーション』を公開した映画館でもあります。
自身監督作品の公開は3年ぶりぐらいになります。

『グレーのバリエーション』は天草は御所浦島に本校を構える広域通信制の勇志国際高等学校を舞台に島を訪れる生徒たちを描いたドキュメンタリー映画。

御所浦島は、僕にとって初監督となる映画の舞台であり、大切な場所です。
そんな、御所浦島で先日、本作の上映会を開催してきました。
と言いますのも、大切な場所、御所浦島は僕だけのとこではないのです。
本作の主演を務めてもらった玉井夕海さんにとっても大切な場所。
玉井さんは2006年に劇場公開された『もんしぇん』 (山本草介監督)という映画の主演を務めていまして、映画の舞台も同じく御所浦島。

僕と玉井さんにはこんな縁もあったりして、今回の御所浦島上映会が開催されました。



船で御所浦島へ。


途中、映画で登場する維和島の巨大送電線の横を通過。


御所浦島に到着。
到着後、早速上映会の準備スタート。
お手伝い頂いた、みなさん、ありがとうございました。
大好きなみなさんです。






御所浦島が暮れていきます。
いつ見ても美しい。


上映会は玉井さんのアコーディオン演奏でスタート。


本作の音楽を担当した志娥慶香さんのサプライズ演奏も。


上映後の打ち上げでは、とれたての鯛のお刺身を頂きました。
これまた、御所浦の鯛は素晴らしい。


翌日は、本作出演者の加藤笑平が館長をしている天草在郷美術館で『グレーのバリエーション』と『もんしぇん』の上映会。





出演して頂いている版画家の大西靖子さんが犬と戯れていたり。


そして、花がきれい。

この流れとは、関係ありませんが、ふと、ボードレールの詩が読みたくなりました。
ちなみに、『グレーのバリエーション』『NOT LONG, AT NIGHT』どちらの作品にもポーランドの詩人 ヴィスワヴァ・シンボルスカさんの詩を引用しています。

次回は本渡第一映劇の館主 柿久さんについて書いてみようと思ったりしています。

遠山昇司


本渡第一映劇での公開までいろいろイベントを開催していきます。
天草は御所浦島を舞台に撮影された2本の映画の特別上映会と玉井夕海ソロライブを開催します。

『グレーのバリエーション』×『もんしぇん』特別上映会
http://not-long-at-night.com/thaeter/index.html#event

日程:4月16日(火)
時間:① 19:00~20:30 『グレーのバリエーション』
     ② 21:00~22:30 『もんしぇん』
会場:フラットトラック http://flattrack.jugem.jp/ 
お問い合わせ:0969-22-6422
参加費:500円 ※ワンドリンク付き
遠山監督&玉井夕海によるトークショーを開催

『グレーのバリエーション』とは。
御所浦島に本校を構える広域通信制の勇志国際高等学校を舞台に島を訪れる生徒たちを描いたドキュメンタリー作品。2009年に劇場公開。

『もんしぇん』とは。
玉井夕海演じる主人公"はる"は、お腹に新しい命を抱え、小さな島に辿り着く。
何かに導かれるように迷い込んだ島の入り江で不思議な老人たちと、一人の若い女性に出会う。
山本草介初監督作品。2006年に劇場公開。


<Wind songs>玉井夕海アコーディオン弾き語りライブ

日程:4月18日(木)
時間:19:30~
会場:本渡第一映劇 http://daiichieigeki.iinaa.net/
お代:投げ銭