2012/02/29

祝☆免許取得!ロードムービーのはじまり。

こんばんは。
スタッフの木下です。

第2期ロケのスタートまであと3日。
今日はうれしいニュースが飛び込んできました。

それは、主演をつとめる女優の玉井夕海さんが、
めでたく運転免許を取得した!というもの。

よくよく考えてみると、すむ土地や職業でも運転免許の必要性は異なるわけで。

にもかかわらず、今回の映画のために時間を割いて
教習所に通ってくださった玉井さん。
本当に、本当に、ありがとうございます!

そして、おめでとうございます!

本当の意味での「ロードムービー」が、今日、始まった気がします。

今日たまたまミーティングのため、映画スタッフの基地に集合していた私たち。
昨日から香盤表づくりなどで疲労困憊なはずの遠山監督が
思いの外、弾んだ第一声で伝えてくれたこのニュースに一同沸き立ちまして。
撮影・企画の森さん(写真左)や、VFXの立石さん(写真右)
音楽を手がける志娥慶香さん(写真右から2番目)とともに、
つかの間の祝賀ランチをいただきました。
監督は撮影中  ↓
…ちなみにここは熊本地方裁判所。

意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
熊本地裁の地下には一般の方も利用できる食堂があるのです。

その名も『地裁食堂』
せっかくなのでメニューもご紹介を。
 
こちらは私がいただいた日替わりランチ(ごはん小盛り)
なんと、420円でこのボリュームです。
今日のメインはオムレツ、チキン南蛮に青菜の和え物、肉じゃが、素うどんなどなど。
監督が召し上がっていたうどんや、
スーツ姿の方が召し上がっていたカレーなどもおいしそうでした。

そういえば、この食堂いつの間にか、映画スタッフの行きつけの店になりつつあります。

お腹もいっぱいになり、午後のミーティングもしっかりと。
遠山監督からは秘蔵のチョコレートとおいしいコーヒーを淹れていただき、
(写真撮りそびれていました、すみません)
立石さんからは、上熊本のおいしいケーキショップ『サンタプレ』の
ケーキの差し入れまでいただいてしまいました。

茶葉を贅沢に使ったケーキ、確か「利休」とかいう名前だったような。
お茶の風味がふわっと香って、小豆を練り込んだクリームとの相性も抜群!
おいしかったです。

本当にありがとうございます。

今度は何か、差し入れを持って参ります!

『地裁食堂』
住所/熊本市京町1-13-11

『サンタプレ』
住所/熊本市上熊本2-17-44

(今日もゆるいブログで申し訳ありません)


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なお、「NOT LONG AT NIGHT」は熊本を舞台に、
鑑賞者の方々とともに作り上げていく参加型の映画として、
ソーシャルファンドのシステムをとらせていただいています。
詳しくはこちら→

一口5000円から、応援という形で気軽に映画に参加いただけるこの試み。
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(ニックネームでも可能です)

2012/02/28

NOT LONG AT NIGHTのながい夜。

おはようございます。スタッフの木下です。

NOT LONG AT NIGHT~夜はながくない~』の第2期撮影スタートまであと4日。
週末、2日間に渡るロケハンを終えた遠山監督と企画・撮影の森さんですが、
昨日も熊本市近郊でなにやら模索を続けていた模様です。
 

なんでしょうね。
何を取り入れようとしているのでしょうか。
どのシーンに登場するのでしょうか。
映画になってからの楽しみが、またひとつ増えました。
ワクワク、ワクワク♪

と…ワクワクしながら見ているのは、私たちだけかもしれません。
なぜなら…そう、ロケまであと4日に迫っているから!

よくよく考えてみると、第1期の撮影~
その以前のストーリーハンティングのためのロケなどなど、
度々、天草に足を運んでいるお二人が、
週末、もう一度天草に足を運び、
またあらたなステキスポットを見つけてきた、というのですから。

どのシーンでどのスポットを、映し出すのかを決めるのは、
並大抵のことではないのだと、映像素人の私でもなんとなく察しがつきます。

しかも、もちろん風景としてだけではなく、
キャストの存在感を生かすための風景ですから、
これは頭を悩ませないはずもなく(想像しただけでも頭痛くなりますね)。


というわけで、楽しそうなロケハンツアーの裏側には、
頭の中にぎっしり詰まっていく素材の魅力。

昨夜、2人はそれを振り分けるレシピづくりに、
かなりの時間と労力を費やしておられた模様です。

 
↑こちらは錯誤中の一枚。
写真左手前にある走り書きの紙からも、混沌とした状況がうかがえます。

さてさて、2人の長い夜がこのあと、どうなったかと言いますと
上の写真の時点で1950分頃だったのですが、

2457分。
このような文章が、遠山監督より届きました。

「地獄のカット割り、本日は終了。
しかし、森さんの写真家としてのスキルと経験がなければ
ここまでスムーズにはいかなかっただろう。
センスの共有が完璧だからこそのスピード」


きゃー!無事終わりましたか。
ものすごい集中力とものすごい信頼感、絆の深さがうかがえます。
毎日、同じメニューのランチを召し上がっているのもきっと、
何か理由があるんです!
ちなみに昨日のランチで上がっていた写真はコチラ(うふふ)。
 


なにはともあれ、本当におつかれさまでした。

丑三つ時にはかからなかった…ということで、
かろうじて「夜はながくない」で、いいですよね?監督、森さん?

さてさて、ホッとしたところで、
日曜のロケハン模様もまた少しずつお知らせします。

今日もご精読、ありがとうございます。

なお、「NOT LONG AT NIGHT」は熊本を舞台に、
鑑賞者の方々とともに作り上げていく参加型の映画として、
ソーシャルファンドのシステムをとらせていただいています。

一口5000円から、応援という形で気軽に映画に参加いただけるこの試み。
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さらにはなんと!エンドロールクレジットにあなたの名前が刻まれる特典も!
(ニックネームでも可能です)
また、金額に応じて、本作参加のクリエイター&アーティストらの作品プレゼント
など、豪華な特典ももりだくさんです。

故郷の魅力を多角的に伝える「NOT LONG AT NIGHT」
皆様の応援をよろしくお願いします。

詳しくはHPでご案内させていただいておりますので、
どうぞご覧ください。
公式サイトはコチラから→

2012/02/26

第2期撮影まであと6日

おはようございます。
今日から時折、こちらのブログを更新させていただくことになりました
スタッフの木下です。

早いもので、NOT LONG AT NIGHTの第2期撮影スタートまであと6日。
撮影直前の週末ということで、
監督・脚本・プロデューサーの遠山さんと、企画・撮影の森さんは
昨日と今日の2日に渡り、天草・牛深へロケハンに出掛けています。

こちらは今回の映画の鍵を握るデジタル一眼。
常に傍らにスタンバイ!


昨日、2人がまず最初に立ち寄ったのは、三角東港(コチラ→)。
JR三角駅や“海のピラミッド”と呼ばれるフェリーターミナルがある一帯です。



こうして見るとすごい迫力ですね。
ところで、ほんの数日前まで、
映画スタッフのミーティング基地“ファクトリー”に缶詰状態で、
脚本の最終稿を作っていた遠山さん。
かなり疲れていたと思われ、まずは途中で腹ごしらえを。


2人して同じメニュー。2人してカツカレー。
今期の撮影にかける意気込みがひしひしと伝わってきます。

昨日2人が立ち寄ったのは、三角港の向かい側、
JR三角駅の3~4軒隣にある「停車場」さん。
国鉄駅員さんたちが足繁く通っておられたらしく、
店内には、国鉄時代の列車プレートや切符切りの道具、ランタンなど、
鉄道ファン溜飲もののアイテムがいくつも飾られています。
(個人的には具だくさんのちゃんぽんもおすすめです!「停車場」の場所はコチラ→

お腹が満たされたところで再び、出発! 

目的地は天草下島。
2006年に苓北町を除く10の市町村が合併し、天草市となった地域です。
撮影のメインとなるのは牛深(旧牛深市)と天草(旧天草町)をつなぐコースですが、
その手前の道すがらでも絵になりそうなスポットがたくさんあります。
まずはこの写真をよくご覧ください。


中央部分、左右とは高さが異なっていることにお気づきでしょうか?

天草上島と下島をつなぐループ橋「瀬戸大橋」の傍らにあるこの橋は、
「本渡瀬戸歩道橋」と呼ばれる可動橋(コチラ→)。

通常は、人や自転車などが渡れるよう均一の高さの橋なのですが、
下に流れる瀬戸航路を船が行き交う時間になると中央部分だけが上昇し、
このような形になるのです。

熊本市内から天草へ向かってループ橋を渡る際には、
上る直前は左側、中腹で右側、下りのあたりで左側に見えます。
(何せ“ループ”しているもので、わかりにくい表現になってすみません)

さらに車を走らせ、
しとしと降り続く雨の中、理想の“絵”を求めてさまよう2人。


そびえ立つ鉄塔も、窓についた水滴で波打って見えます。
これはこれでちょっとアートっぽくてステキですね。

漁の町にたどり着くと、さらに散策を。。。

ふと熱視線を感じて振り返ると、こんなにも多くのギャラリーが。


ほほえましい。親子でしょうか?

これもある意味、天草の海辺の町の日常といえるでしょう。

天草に暮らす人にとっての日常と、
時折訪れる人にとっての非日常。

それぞれの視点によって、見えてくる風景は異なるものです。 

これらの風景に佇むキャストの存在、
そして切り取るクリエイターらの視点によって、
天草の風景がどのように映し出されるのかというのも本作の見どころのひとつ。

これまで気づかなかった表情が見られるのではないかと
天草育ちの私自身、期待で胸が膨らんでいます。

このブログでは今後、準備風景や撮影現場、
キャスト&スタッフたちの意気込みや素顔なども織り交ぜながら、
映画の魅力についてお伝えしてまいります。

もちろん監督の想いも時折、更新していただけると思います。
監督のお話については、いつものごはんの合間に時折食べる豪華スペシャルディナー…
のような感覚で、どうぞ気長にお待ちいただけると幸いです。

なお、「NOT LONG AT NIGHT」は熊本を舞台に、
鑑賞者の方々とともに作り上げていく参加型の映画として、
ソーシャルファンドのシステムをとらせていただいています。
皆様の応援をよろしくお願いいたします。

詳しくはHPでご案内させていただいておりますので、どうぞご覧ください。
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