2012/02/26

第2期撮影まであと6日

おはようございます。
今日から時折、こちらのブログを更新させていただくことになりました
スタッフの木下です。

早いもので、NOT LONG AT NIGHTの第2期撮影スタートまであと6日。
撮影直前の週末ということで、
監督・脚本・プロデューサーの遠山さんと、企画・撮影の森さんは
昨日と今日の2日に渡り、天草・牛深へロケハンに出掛けています。

こちらは今回の映画の鍵を握るデジタル一眼。
常に傍らにスタンバイ!


昨日、2人がまず最初に立ち寄ったのは、三角東港(コチラ→)。
JR三角駅や“海のピラミッド”と呼ばれるフェリーターミナルがある一帯です。



こうして見るとすごい迫力ですね。
ところで、ほんの数日前まで、
映画スタッフのミーティング基地“ファクトリー”に缶詰状態で、
脚本の最終稿を作っていた遠山さん。
かなり疲れていたと思われ、まずは途中で腹ごしらえを。


2人して同じメニュー。2人してカツカレー。
今期の撮影にかける意気込みがひしひしと伝わってきます。

昨日2人が立ち寄ったのは、三角港の向かい側、
JR三角駅の3~4軒隣にある「停車場」さん。
国鉄駅員さんたちが足繁く通っておられたらしく、
店内には、国鉄時代の列車プレートや切符切りの道具、ランタンなど、
鉄道ファン溜飲もののアイテムがいくつも飾られています。
(個人的には具だくさんのちゃんぽんもおすすめです!「停車場」の場所はコチラ→

お腹が満たされたところで再び、出発! 

目的地は天草下島。
2006年に苓北町を除く10の市町村が合併し、天草市となった地域です。
撮影のメインとなるのは牛深(旧牛深市)と天草(旧天草町)をつなぐコースですが、
その手前の道すがらでも絵になりそうなスポットがたくさんあります。
まずはこの写真をよくご覧ください。


中央部分、左右とは高さが異なっていることにお気づきでしょうか?

天草上島と下島をつなぐループ橋「瀬戸大橋」の傍らにあるこの橋は、
「本渡瀬戸歩道橋」と呼ばれる可動橋(コチラ→)。

通常は、人や自転車などが渡れるよう均一の高さの橋なのですが、
下に流れる瀬戸航路を船が行き交う時間になると中央部分だけが上昇し、
このような形になるのです。

熊本市内から天草へ向かってループ橋を渡る際には、
上る直前は左側、中腹で右側、下りのあたりで左側に見えます。
(何せ“ループ”しているもので、わかりにくい表現になってすみません)

さらに車を走らせ、
しとしと降り続く雨の中、理想の“絵”を求めてさまよう2人。


そびえ立つ鉄塔も、窓についた水滴で波打って見えます。
これはこれでちょっとアートっぽくてステキですね。

漁の町にたどり着くと、さらに散策を。。。

ふと熱視線を感じて振り返ると、こんなにも多くのギャラリーが。


ほほえましい。親子でしょうか?

これもある意味、天草の海辺の町の日常といえるでしょう。

天草に暮らす人にとっての日常と、
時折訪れる人にとっての非日常。

それぞれの視点によって、見えてくる風景は異なるものです。 

これらの風景に佇むキャストの存在、
そして切り取るクリエイターらの視点によって、
天草の風景がどのように映し出されるのかというのも本作の見どころのひとつ。

これまで気づかなかった表情が見られるのではないかと
天草育ちの私自身、期待で胸が膨らんでいます。

このブログでは今後、準備風景や撮影現場、
キャスト&スタッフたちの意気込みや素顔なども織り交ぜながら、
映画の魅力についてお伝えしてまいります。

もちろん監督の想いも時折、更新していただけると思います。
監督のお話については、いつものごはんの合間に時折食べる豪華スペシャルディナー…
のような感覚で、どうぞ気長にお待ちいただけると幸いです。

なお、「NOT LONG AT NIGHT」は熊本を舞台に、
鑑賞者の方々とともに作り上げていく参加型の映画として、
ソーシャルファンドのシステムをとらせていただいています。
皆様の応援をよろしくお願いいたします。

詳しくはHPでご案内させていただいておりますので、どうぞご覧ください。
「NOT LONG AT NIGHT」公式サイトはコチラから→

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